黒歴史な天才外科医と結婚なんて困ります!なのに、拒否権ナシで溺愛不可避!?

 私は、シーツに顔をうずめる。もうこれしかない。何も見たくない、聞きたくない。

「も……だめ。恥ずかしくて死ぬぅ……」

 私がつぶやくと、修がぽつりと、「そのセリフ、まずいな……」と言い出した。

「ふぇ?」

 何がまずいのだ、と思ったところで、修がシーツにくるまった私を抱きしめた。

「かわいい。昨日、最後までできなかったから、最後までしたくなる」
「絶対ダメぇええええええ!」

 しない、絶対しない。
 それは超えてはダメな一線のような気がする。

 気がするんじゃなくて確実だ。

< 186 / 388 >

この作品をシェア

pagetop