黒歴史な天才外科医と結婚なんて困ります!なのに、拒否権ナシで溺愛不可避!?

「付き合ってるの?」
「いや……あ、そ、そうですね」

 そう言ったのは、確かに今、『付き合っている』という体だからだ。
 
(うそではない……よね?)

 壮汰さんは楽しそうに目を細めると、「そっかぁ」と微笑んだ。
 それを見て、壮汰さんはよかった、と思ってくれてるんだなぁ、と思うとなぜかじわじわと嬉しさがこみあげてきた。

「ありがとうございます。なんかそうやってこういうことに誰かが喜んでくれるのって、自分も嬉しいんですね」

 私が言うと、壮汰さんはさらに目を細めて微笑む。

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