黒歴史な天才外科医と結婚なんて困ります!なのに、拒否権ナシで溺愛不可避!?
 自信過剰で腹が立つけど、それがあながち外れそうになくて余計に腹立たしい。

「そ、そもそも、そんなの、宣言すること⁉」
「言っておかないとくるみが覚悟できないだろ」
「覚悟なんてしない!」

「ハイハイ」

 修はそう言うとテーブルから立ち上がり私の方までやってきて、私の頭を軽く叩く。

―――覚悟なんて……。

 私が困って修を睨んでみても、修は楽しそうに笑って私に口付けただけだった。

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