黒歴史な天才外科医と結婚なんて困ります!なのに、拒否権ナシで溺愛不可避!?
母はソファの父にお茶を渡し、自分の湯飲みをもって私の向いに座ると、
「修くんと喧嘩でもした? あんたの仕事のほうは順調だって、修くんから聞いたけど」
とはっきり言う。
(修から聞いてたってなんだ!)
「な、なんでお母さんが修と連絡とってるのよ!」
「ずっと日本にいるのに連絡ほとんどしてくれない娘より、海外にいてもまめな修くんよねぇ」
「なにそれ」
私がぶすっと顔をしかめる。
(っていうか、なんで私も連絡とってなかった時期にまで、母は修と連絡とってるのよ……)