黒歴史な天才外科医と結婚なんて困ります!なのに、拒否権ナシで溺愛不可避!?
「そうしようかな」
そんな話をしていると、くるみの隣を歩いていた男の子が声をかけてくる。
「夏目さん……。その人、お兄さん?」
「えっと、幼馴染って言うか……。昔から勉強とかも見てくれて、ずっとお世話になってて……」
くるみが恋心というにはあまりにも幼い恋愛感情を俺にもっているのも分かってた。
というか、誰が見ても、一目でわかっただろう。それくらいくるみの表情はわかりやすかった。
それは、くるみの隣を歩いていたクラスの男子にもわかったのだろう。
その子は、俺を睨むと、
「そんなに年が離れてて、気軽に話しかけてくるとか、勉強見てくれるなんて変なの」と言い放つ。
その時、俺はなんだか腹が決まった気がしたんだ。