HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
「白石先輩が二人の挙式は『東京デラックスランド』で行いと言っていたぞ…」

世界的に有名なアミューズメントパーク。

「『デラックスランド』って…父さんは勝手な事言ってるな…」

「面白そうですね…ミリーマウスたちが私たちの結婚をお祝いしてくれるんでしょ?私はいいと思いますよ」

「それ…マジで言ってんのか?雪姫。見世物になるだけだぞ…」

『デラックスランド』の話で大いに盛り上がった。


******

西日が差し掛かる前に私たちはホテルを出て、四人と別れた。

駐車場に向かう道中、達生さんが不意に訊いてきた。

「雪姫も久我君の事が好きだったんじゃないのか?」

「えっ?あ・・・」

「だって三人は幼なじみなんだろ?」

「だから…なんですか?」

「別に…」

彼はそれ以上深くは詮索しなかった。

でも、彼にはすべてお見通しのよう。



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