HONEYHOLIC（２）運命ウエディング～身代わり見合いの代償は溺愛～

「君は意外と胸あったし・・・スタイルいいな…」

コーヒーを飲んでいた私は彼の言葉に噎せてしまった。

「大丈夫か？雪姫」

「だ、大丈夫です…達生さんが急に変な事言うから…」

「俺は夫として君の体を褒めただけだ…」

「・・・別に褒めなくてもいいですよ…」

「雪姫はどうだ？俺の体で満足か？」

「達生さん、私が初めてだと知ってるでしょ？まぁー…お父さんよりはいいと思いますよ」

「…お義父さんと比べられてもなぁー…」
「誰と比べたらいいんですか？伊集院さんですか？」

「雪姫、敦司さんの裸見たのか？」

「見てませんよ…」

他人が私たちの会話を訊けば、呆れられてしまうような話を永遠とした。

ーーーーー甘い新婚生活の幕開け…