HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
エピローグ*二人で作る新たな夢
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『ダイヤモンドホテル横浜』
本日は智則君と明姫の挙式披露宴。
私と達生さんも親族として参列した。
厳かな雰囲気の中、チャペル式の挙式を終え、私たち親族も披露宴会場に移動。
他の出席者に混ざり、テーブル席に着いた。
「雪姫と顔がうり二つだから…明姫さんのウエディングドレス姿は君に見えて、仕方がなかったよ」
「私もですよ…」
自分自身がウエディングドレスを着ている。そんな錯覚を起こしてしまった。
でも、隣に立つ新郎の智則君を見ると自分じゃないと感じた。
私の隣立つべき人は勿論達生さん・・・
「でも、相手は違うけどな・・・」
「そうですね…」
「君の相手はこの俺だ…」
達生さんがそっと私の耳許で甘さを滲ませ、囁いた。
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『ダイヤモンドホテル横浜』
本日は智則君と明姫の挙式披露宴。
私と達生さんも親族として参列した。
厳かな雰囲気の中、チャペル式の挙式を終え、私たち親族も披露宴会場に移動。
他の出席者に混ざり、テーブル席に着いた。
「雪姫と顔がうり二つだから…明姫さんのウエディングドレス姿は君に見えて、仕方がなかったよ」
「私もですよ…」
自分自身がウエディングドレスを着ている。そんな錯覚を起こしてしまった。
でも、隣に立つ新郎の智則君を見ると自分じゃないと感じた。
私の隣立つべき人は勿論達生さん・・・
「でも、相手は違うけどな・・・」
「そうですね…」
「君の相手はこの俺だ…」
達生さんがそっと私の耳許で甘さを滲ませ、囁いた。