HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
私が瞳を閉じた途端、彼の唇と私の唇が重なった。
キスの味は彼が最後に飲んだコーヒーの味。

幾度も角度違うキスを落としながら、最後は強引に唇を割られ、口内を隈なく舌先で弄ばれた。

体の奥が熱くなる官能的なキス。

処女の私には刺激が強すぎて総身が震えた。

「刺激が強すぎたな…すまない」

彼はキスで陶然としていた私の顔を見つめ、申し訳なさそうに謝った。

「別に…これぐらい…大丈夫です」

「そっか…じゃもっと刺激の強いキスをするか?雪姫」

「それは遠慮しておきます」

「そうはっきりと言わなくても・・・まぁ、時間がないし、行こうか?」

私たちは足早にエレベーターホールへと歩いた。

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