HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
「綺麗…」

レストランの個室から見えた夜景も素敵だったけど、展望スペースの夜景も綺麗に見えた。

「スイートから見える夜景も綺麗だぞ」

忘れていたわけじゃないけど、達生さんの言葉で一気に緊張感は高まり、鼓動が跳ね上がった。


ーーーー今夜私たちはキスの続きをする。


「あの・・・その」

「なんだ?」

私の隣に立って同じ夜景を眺める達生さんが私の顔を見た。

「初めての女性は面倒かもしれないけど…」

「確かに面倒だな」

彼は私に同調した。
同調されると、彼に任せる立場の私はどうすればいいの?

「面倒かもしれないが…俺の色に染める楽しみがある」

彼は私の背中を硝子に押し付けた。

彼は私の顔に顔を近づけて来る。

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