HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
「家事や育児は妻任せにする時代じゃないんですよ…」

「それは理解している…でも、俺は社長だ…忙しさが違う…」

「そうですね。でも、結婚して夫婦になる以上……私は一緒に家事や育児もしたいです」

後片付けを終え、区役所に行く支度をした。

「俺が預けた婚姻届は持ってるな…」
その言葉を訊き、一気に顔が青ざめた。
「え、あ…『婚姻届』の入ったショルダーバック…私の部屋に置いたままです…」

「はぁ?」

「すいません…」

「まぁいい~」

私たちは慌てて支度を整え、達生さんの運転する車で私のマンションに向かった。
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