この恋の結末は
said 優馬

あれから2年の月日が流れお互い決めたルールを守りながら僕たちなりの距離感で順調に付き合っている。溜まっていた有休ふんだんに使って大阪に毎週通おうと割と本気で考えていたのに現実はそんなに甘くなかった。けど、ライン、電話は毎日あって、付き合いたてのとき以上にラブラブだ。

「橘の本部移動の件本格的に決まったぞ。意味、わかるよな。」
そんなある日、企画の部長に”あの”会議室に呼ばれそう告げられた。

僕にはもう残された選択肢はない。愛菜が大阪に行ってから、僕はすこし、いやかなり荒れていたらしい。
事の事態を全て知った企画部長からは謝られてしまった。

「ご報告ありがとうございます。わかってます。部長はスピーチの内容でも考えておいたください。」

「僕がわざわざ、ほかの部署の子に内部事情を伝えてる意味を組んでくれてうれしいよ。それに、期待していいってことだな。橘も本部に戻ったら今よりも忙しくなる。ちゃんとそこは理解してやれよ。期待してるぞ。」

「ありがとうございます。期待に応えられるよう、逃げ出さないようにしていますので、」
さてさて、どうしようかな、準備が忙しくなる

「意外と八神君って策士なんだな、怖い怖い、、あははは」

「普段は出さないようにしていますので、ご内密に。」
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