僕惚れ②『温泉へ行こう!』
そんな私の言葉に、理人が優しく応じてくれる。
彼に髪の毛を優しく撫でられて、唇を食むように口付けられる。
私は無意識に理人の胸に指先を滑らせると、彼の厚い胸板にある小さな突起を、いつも彼がしてくれるように刺激してみた。
途端、理人が切なげに吐息を漏らしたのが分かった。同時に、私の中の理人が、ドクンッと脈打つように硬度を増したことにも――。
「っ、葵咲、それ、反則……」
理人は、彼の胸を撫でていた私の手をまとめて絡め取ると、ベッドに縫いとめてしまった。
「キミにそんなことされたら、僕はすぐにイッてしまう」
それでは葵咲を責められなくなってしまうから……。だからお預け、と呟く理人がとても可愛くて。
「私も、理人に……色々したいの……」
拗ねたように唇を尖らせて抗議すると、意地悪く笑われてしまった。
「それは……また今度、ね」
そう言うと、理人は私の手を着物の帯でくるりと巻いて軽く束ねてから、
「今日は僕に、存分にキミを苛めさせて?」
言いながら、私の膝裏を掬い上げて、それを肩に担ぐようにされる。
「ヤッ、理人……これ、恥ずかしぃ……」
身体をふたつに折り畳まれるようにされた私は、自分の中に理人が入っているところを間近に見てしまって、びっくりする。
彼に髪の毛を優しく撫でられて、唇を食むように口付けられる。
私は無意識に理人の胸に指先を滑らせると、彼の厚い胸板にある小さな突起を、いつも彼がしてくれるように刺激してみた。
途端、理人が切なげに吐息を漏らしたのが分かった。同時に、私の中の理人が、ドクンッと脈打つように硬度を増したことにも――。
「っ、葵咲、それ、反則……」
理人は、彼の胸を撫でていた私の手をまとめて絡め取ると、ベッドに縫いとめてしまった。
「キミにそんなことされたら、僕はすぐにイッてしまう」
それでは葵咲を責められなくなってしまうから……。だからお預け、と呟く理人がとても可愛くて。
「私も、理人に……色々したいの……」
拗ねたように唇を尖らせて抗議すると、意地悪く笑われてしまった。
「それは……また今度、ね」
そう言うと、理人は私の手を着物の帯でくるりと巻いて軽く束ねてから、
「今日は僕に、存分にキミを苛めさせて?」
言いながら、私の膝裏を掬い上げて、それを肩に担ぐようにされる。
「ヤッ、理人……これ、恥ずかしぃ……」
身体をふたつに折り畳まれるようにされた私は、自分の中に理人が入っているところを間近に見てしまって、びっくりする。