君とベビードール




首筋が、熱い。



おまけに…、痛い。



「ちょ!先生?!何やってるんですかっ?!痛いんですけどっ!!」




振り向こうとしたあたしの首を、固定して、




「待って。もう少しだから。」




あのー、嫌な予感が…とてつもなく嫌な予感がいたします。




「はい。完成。」




やっぱり?やっぱりですかっ?!




「先生、もしかして…」




振り向いたあたしと目が合った先生は、




「出来たよ。綺麗なキスマーク。」



って!にっこり、笑ってるし!!
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