君とベビードール
「ねぇ。頼むよ…そんなに不安そうな顔は、しないでよ…。」
あたしの表情を見た先生は、少し、悲しそうな困ったような顔をした。
先生のそんな顔を見てたらなんだか、いたたまれなくなって、
「不安なんか、これっぽっちもありませんっ!!」
叫んでいた。しかも、玄関で…。
うっわっ!響きわたっちゃってるよ…、超恥ずかしいよ!!
顔も赤いし、たぶん耳まで真っ赤だし…。
途端に恥ずかしさが、足元から押し寄せて、下を向いた。