君とベビードール
緊張からなのか、動揺したからなのか、とても喉が渇いた。
柄にもなく、可愛らしいチョコレートシェイクなんて、頼んでしまったからなのかもしれない。
可愛くもない、あたしがだ。
思考はどんどんマイナスの方へ流れて、壊れてしまうかも、あたし。
ぼーっとした頭をめぐらせた。
自販機を見つけて、冷たいウーロン茶を選んだ。
喉を落ちていくのは、痺れるような冷たさだけ。
味なんて、全く解らない…。