生徒会室で甘い、秘密の時間
「莉穂先輩、これって」


「これ?資料作りの隙間に女子のミスコンの衣装作ってたの。
女子の衣装作れる人、いないじゃない?」


確かに鮮やかな布たちはフリルやビーズがたくさんついてる。


「素敵....でも、莉穂先輩どっちも同時平行で大丈夫ですか?」


どっちもパーフェクトに仕上げるなんてすごく大変なこと。


「ええ、大丈夫よ。ありがとう」


「あの、クマすごいですけど寝れてますか....?
余計なこと、ごめんなさい」


「もうちはるちゃん心配しすぎよ⎯⎯⎯⎯⎯ 」


なんだか莉穂先輩の微笑みが弱々しく見えて。


莉穂先輩の体はふらついた。


「っ、莉穂先輩!今、めまい起こしました....?

大丈夫ですか?」


多分働きすぎ....。


「大丈夫、大丈夫。
このこと、言わなくていいからね」


「え?」


報告した方がいいって思ってた。


明らかに莉穂先輩の体調は異常。


「私がここでやめちゃったらすべてが回らなくなって学校全体に迷惑かけちゃうから」


「そうですね....。わかりました」


莉穂先輩が言うなら仕方ない。


私にはわからないほどの大きなものを莉穂先輩は背負ってるんだから。
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