生徒会室で甘い、秘密の時間







「会長先輩....」


時刻は八時。


ヤバい、ヤバいよ....。


「なんだ?」


「黒いペンキがもうありません!」


「まだ在庫があるはず....」


横にあった缶をのぞきこむ会長先輩。


「それも使っちゃって....」


「そうか」


少し眉間にシワをよせて考えている、会長先輩を横目に私は思い付く。
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