生徒会室で甘い、秘密の時間
*
「おかーさーん、お弁当あるー?」
朝の忙しい時間に妹のちふゆの甲高い声が響く。
「ごめん、ちふゆ!今行く!」
お母さんがキッチンでお弁当を詰めている。
ちふゆは中学二年生で部活が真っ盛りのスポーツ女子。
お母さんが廊下をバタバタと走ってちふゆのもとへ向かう。
そして洗面所にいる私でもバタッという大きい物音が聞こえてきた。
「どうしたの?」
こんな大きい物音なんて我が家では珍しい。
玄関に行ってみるとお母さんが膝をついた状態で倒れていた。
その横にはちふゆがお母さんを支えて。