【6/15番外編追加】一夜の恋じゃ終われない 〜冷徹ホテル王の甘い執着〜

 菜月とのキスは媚薬のようだ。あまりの気持ちよさに脳髄まで甘く痺れて理性を奪う。

 久しぶりだからゆっくりにと思っていたのに、頭が沸騰して我を忘れた。
 ホテルに戻ると何度も夢見ていた彼女の身体を思う存分堪能する。

 それこそ天国に行ったかと思うくらいぶっ飛んで、夢見る暇もないくらいぐっすり眠れた。

 目が覚めて隣に彼女がいたときの多幸感といったら!

 心臓がギュウッとしめつけられて、頬が緩んでニヤついて。
 菜月の寝顔に何度も何度も口づけた。

 それから急いでシャワーを浴びると、ホテルの部屋を飛び出して行く。

 菜月に料理を作ってあげたい。
 彼女の笑顔を見たい。
 誕生日だって祝いたい。

 全力疾走しながら何度も自問自答してみたが、もう認めざるをえなかった。

 俺は菜月を愛している……。

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