記憶喪失の妻は一途な夫(外科医)に溺愛される
いつだってそばにいることを、桐乃に感じてほしい。

心に寄り添えるように抱きしめ続ける。




「そばにいる」
「うん」



離れない。
そばにいる。

生きてさえいれば、俺たちは強くなれる。
一緒にいれば。

「愛してる」
「私も。」
「私も?」
「愛してる。」
恥ずかしそうにうつむく最愛の妻を抱きしめながら、限りを知らない愛情がまたあふれ出す。
< 219 / 219 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:146

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~

総文字数/80,978

恋愛(オフィスラブ)294ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
大手アパレルメーカー 本店店員・新人デザイナー 椎名 麻貴(24) × 本店店長・チーフデザイナー 桐生 和真(30) 新人の歓迎会で飲みすぎた二人。 一夜を越えて二人は運命で結ばれる。
ツレナイ彼×ツヨガリ彼女

総文字数/45,498

恋愛(その他)96ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
『真っ青』 「うるさい」 『怖いならやめればいいのに』 「放っておいて」 『頼ってもいいよ?』 「無理」 『甘え上手は愛され上手』 「あなたに愛されたくありません」 『言うねー』 「どっか行ってよ」 『無理』 「なにが?」 『…なんでだろ』
結ばれない二人

総文字数/34,035

恋愛(純愛)128ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
そっと私の頬に触れるあなたの熱い手。 その手に触れられるだけで他に何もいらないと思えるくらい 私のすべてが満たされる。 でも・・・ 私たちには悲しい結末しかない。 そんなことわかっているのに。 ただ苦しくなるだけなのに。 離れられたらもっと楽になれるのに。 離れられない。 傷つくことを恐れながら。 悲しい結末におびえながら。 それでも離れられないのはどうしようもなく・・・ 愛しているから。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop