5000年に1人の逸材の行方は!?
「ねぇ!紗奈ちゃんの出てる雑誌買った!?」


「うちまだなんだよねー!今日学校帰りに買おっかなって」


「いーなー!あたし今月金欠でさぁー!」


「ていうかー!紗奈様はこんなに可愛いのになんで同じ名前の地味紗奈子は可愛くないの?」


「それなー!紗奈様の名前の価値下げないでよね」


「ほんとだよね、こんな地味紗奈子どっか行っちゃえばいーのに」


「今日は何するー?昨日は水かけたから今日は…しよ!」


「えっ、それは流石にまずくない?」


「だいじょーぶだって!もしチクったら今より酷いことしちゃえばいいんだし!」


「そ、それもそうだよね、!」


「え、じゃーいつにするー?」


「地味紗奈子に聞こえてるんじゃないのー?」


「えー!やだー盗み聞きとかタチ悪っ!さいてーどっか行ってよ!」


「す、すみません…」


「てか無駄に声まで少し似てるのムカつくね」


「それなー!地味紗奈子の癖に声作ってるとか?キャッハハー!!!」


「え、やば〜!それはキモすぎでしょ!」
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