【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない
先輩へのチョコは手作りフォンダンショコラ!と思ったけど…。





「これはあまりにも酷すぎる」







学校が終わって直ぐに帰宅してフォンダンショコラ作りを始めた依乃里。






しかし完成したのはフォンダンショコラではなく、黒い塊だった。






炭?それとも石炭かな?なんか黒くて焦げ臭い物体が出来てしまった。






み、見た目はともかく、味は大丈夫だよね?







そう信じて一口食べてみた依乃里。






その瞬間、苦い味が口いっぱいに広がって依乃里はしばらく呆然とした。





ま、不味い…。私って料理の才能ないの?
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