【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない
「……明星さん、これからも私たちの悩みを聞いてくれますか?」





『聞くよ。それが俺のやりたいことだからね』






「ありがとうございます」






お辞儀をしてステージをおりた依乃里を昴は迎え来て一緒に席まで戻った。






「いい答えだったね」






「はい。明星さんのリスナーで良かったです」





出会えることが出来て、今日イベントに来れて良かった…!





心からそう思った依乃里は笑顔で満ち溢れていた。
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