すてられた想い人をなぐさめたら、逆に私がひろわれました!?
私を抱きしめるヒロの腕に力が込められて、少し痛いぐらいで。
でもその痛みが私を余計にドキドキさせた。
「ヒ、ロ……」
彼の腕の中で身じろぐように少し体勢を変えてヒロの顔を振り仰いだら、熱に浮かされたみたいな彼の瞳と目が合って心臓がドクン!と跳ねた。
こんな〝男〟の顔をした彼の表情を、私、見たことがない気がして。
それを意識した途端、どうしうようもなくソワソワしてしまった。
ヒロが私にキスをしたがっているのは分かったけれど、思わず、「あ、あのっ」ってその動作を遮るみたいに声を出して、「お、おつまみ……冷めちゃうっ」とか水をさしてしまった。
ヒロは私の言葉にハッとしたように私を抱く腕を緩めると、「あ、あぁ、それもそうだよな」って言って。
私は壊れそうなぐらい踊り騒いでいる心臓を沈めたくて「ぐ、グラス取ってくるねっ」ってキッチンに引き返した。
でもその痛みが私を余計にドキドキさせた。
「ヒ、ロ……」
彼の腕の中で身じろぐように少し体勢を変えてヒロの顔を振り仰いだら、熱に浮かされたみたいな彼の瞳と目が合って心臓がドクン!と跳ねた。
こんな〝男〟の顔をした彼の表情を、私、見たことがない気がして。
それを意識した途端、どうしうようもなくソワソワしてしまった。
ヒロが私にキスをしたがっているのは分かったけれど、思わず、「あ、あのっ」ってその動作を遮るみたいに声を出して、「お、おつまみ……冷めちゃうっ」とか水をさしてしまった。
ヒロは私の言葉にハッとしたように私を抱く腕を緩めると、「あ、あぁ、それもそうだよな」って言って。
私は壊れそうなぐらい踊り騒いでいる心臓を沈めたくて「ぐ、グラス取ってくるねっ」ってキッチンに引き返した。