すてられた想い人をなぐさめたら、逆に私がひろわれました!?
「あ、待っ……!」

 ブラが落ちてしまう!と咄嗟(とっさ)に胸元を押さえたら、ヒロに「隠すなよ」ってたしなめられて。

 私はヒロの真剣な眼差しに射竦(いすく)められて動けなくなる。

 ヒロの手が私の手にそっと触れて、私はゆっくりとブラのカップごと押さえた胸から手を下ろした。

 それと同時。支えを失った下着があっけなく肌を滑り落ちて、胸がふるりとまろび出て。

「やっ……」

 羞恥心で涙目になる私に、ヒロが吐息混じりに「コト、すげぇ綺麗だ」って言って、真正面からじっと私を見つめてくる。

 情欲を孕(はら)んだがヒロの視線に晒(さら)されていると思うと、身体がぶわりと熱くなった。

「や、だ……そんな……に、見ない、で。恥ずかしい……っ」

 頑張って意識していないと、すぐに手で隠してしまいたくなる。

「ごめんな、コト。お前が本気で恥ずかしがってんの分かってんのに。ぶっちゃけそんなコトの姿に……俺、めちゃくちゃ興奮してる……」

 言って、ヒロが熱に潤んだ目で私に近づいてきた。
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