すてられた想い人をなぐさめたら、逆に私がひろわれました!?
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 柳川(やながわ)が着替えに帰っている間に、私も汗でベトベトした身体をサッパリさせたくて、軽くシャワーを浴びて。

 雨だし、ひらひらするスカートはやめておこう、と考える。

 結局選んだのは白地に黒い小花柄のショート丈カシュクールブラウスと、細身のデニムパンツ。
 足元は撥水素材のパンプスを履くことにした。

 カシュクールの大きく開いた胸元は、レースのあしらわれた白のタンクトップでカバーしたから、もし料理などを取り分けたりして前屈みになっても胸元が見えたりはしないはず。

 3人だから、きっと私はそのさんの隣で、柳川とは対面の席になるだろうな、と思って。

 変に露出度の高い服で、柳川に悪い印象を持たれるのは避けたい。

 食べている時に髪の毛が口に入るのも防ぎたかったから、サイドの髪を両側で緩く編み込んでから、ハーフアップの要領で後ろ留めに軽く束ねて、紺地のリボンがあしらわれたバレッタを飾った。

 鏡の前で何度もクルクルクルクル回って、おかしくないかチェックして。

 チャイムが鳴った時には、数回深呼吸をして玄関に出たくらい。

 私、まるで柳川とデートにでも行くみたいにソワソワしてるなって可笑しくなった。
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