すてられた想い人をなぐさめたら、逆に私がひろわれました!?
「リセット? 何それ、どういう意味? 柳川、お前、何が言いたいん?」
そのさんが私から腕を離すと、柳川を眼鏡越し、冷ややかな目で見上げて。
私は思い切り壁の方へ寄るようにしてそのさんから距離を取ると、涙目で2人を見つめた。
「鳴宮。お前が選べ」
と、不意に柳川が私の方へ視線を転じるとそう言ってきて。
私は意味が分からないままに、恐る恐るそんな柳川を見上げる。
「……やな、がわ?」
私が……選ぶ?
何を?
キョトンとする私に、柳川が続けるの。
「そのさん、俺、あのとき言いましたよね? 鳴宮にはずっと片想いしてる相手がいるって」
柳川の言葉に、私はドキッとする。
その相手が、そのさんだと柳川は勘違いをして――。
結果それを利用する形で私とそのさんは付き合っているふりをすることになったの。
柳川、もしかして私が好きな相手が自分だって気が付いた?
ソワソワと柳川を見上げたら、そのさんが小さく吐息を落として。
「だから……その相手が俺だって柳川が言ったんじゃん?」
そのさんの言葉に、柳川が
「そう。俺が勝手に決めつけて、勝手にそう言いました。けど、そもそもそれが間違いだったんじゃないかって気付いたんです」
と静かに応じた。
そのさんが私から腕を離すと、柳川を眼鏡越し、冷ややかな目で見上げて。
私は思い切り壁の方へ寄るようにしてそのさんから距離を取ると、涙目で2人を見つめた。
「鳴宮。お前が選べ」
と、不意に柳川が私の方へ視線を転じるとそう言ってきて。
私は意味が分からないままに、恐る恐るそんな柳川を見上げる。
「……やな、がわ?」
私が……選ぶ?
何を?
キョトンとする私に、柳川が続けるの。
「そのさん、俺、あのとき言いましたよね? 鳴宮にはずっと片想いしてる相手がいるって」
柳川の言葉に、私はドキッとする。
その相手が、そのさんだと柳川は勘違いをして――。
結果それを利用する形で私とそのさんは付き合っているふりをすることになったの。
柳川、もしかして私が好きな相手が自分だって気が付いた?
ソワソワと柳川を見上げたら、そのさんが小さく吐息を落として。
「だから……その相手が俺だって柳川が言ったんじゃん?」
そのさんの言葉に、柳川が
「そう。俺が勝手に決めつけて、勝手にそう言いました。けど、そもそもそれが間違いだったんじゃないかって気付いたんです」
と静かに応じた。