二人の幼なじみに愛されてます
「もっと、していい? 」



耳元でささやかれる。律くんの声が直接鼓膜に届いて、身体に何かが走った気がした。まるで、律くんにすべてを支配されたように。

間を置かずに、首筋に触れられる。

雨でぬれたくないからと髪をしばってきたから、うなじもすべて律くんに丸見えだった。

私の首筋に何度もキスが落とされる。キスするところがなくなるんじゃないかってくらい、私の首は律くんで埋め尽くされる。



「律く、ん。くすぐったい、よ」



お腹の前にあった律くんの手が身体をなぞって上に上がってくる。その手は制服のボタンを外した。数個ボタンが外され大きくあいた胸元から律くんの手が入ってくる。



『もう、律に頼むの禁止。てか、誰にもそんなことさせるなよ』。



以前、理央に言われた言葉が頭をよぎる。

律くんに胸を揉んでもらっていることが理央に白状させられたときに言われた言葉だ。その言葉に頷いた私はそれ以降、律くんの家には行っていない。
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