ヤリマンとヤリチンが本気で恋をした
次の日、将暉から鈴音にLINEが来た。
「明日の夜、どうですか?」
「大丈夫です。」
「じゃあ、この前の居酒屋に19時で。」
「はい。」

翌日、2人は居酒屋で会った。
将暉が予約をしており、個室だった。
「飲みますか?乾杯。」
「乾杯。」

鈴音が切り出した。
「この前の話、どういう意味ですか?」
「小さい頃、母親が男作って、俺を置いて出て行きました。新しく母がきたんですけど、弟が出来て、俺のこと見なくなりました。
 高校生の時は、告白しておいてイメージと違うって何度振られたことか。
 結局、女は信じられない。って思うようになりました。だから、彼女は作る気ないんです。」

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