ヤリマンとヤリチンが本気で恋をした
「そうだったんですね。
 私は、中学時代に好きな人いました。
 大学生でした。2人でカラオケ行ったんです。そこに3人友達がきて、レイプされました。
 それから、好きな人は出来なくなりました。私の身体なんてどうでもいいと思うようになり、私に好意を示してくれた人に、『付き合えない。でも、セフレならいいよ。』って言うと大抵セフレになるんです。
 男はそういう生き物だと思いました。
ひきますよね。すいません。」
「いや、ひかない。中川さんのことひく理由がない。むしろ、なんか納得。」
将暉は、今まで敬語だったのに、タメ口になった。本心が出たのだ。

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