クールなイケメン総長さまの溺愛には注意です!

パチン、と可愛くウインクする紅葉はまるで天使のよう。


私の親友、可愛すぎでしょ。



「う〜……紅葉ぃ……」


「ちょ、愛華!?いきなりどうしたのよ」



私はなんだか胸がいっぱいになって紅葉に抱きついた。こうしていると安心する。


「あーもう。わかったから。愛華の恋の話は置いといて。最近は暴走族の活動はどうなの?」



紅葉はべりっと私を引き剥がすと話を変えてきた。あ、そうだ、私暴走族に狙われてるんだった。


すっかり忘れてた。


最近はいろいろありすぎて暴走族のことなんてあまり意識してなかった。週一でたまり場には行ってるけどほとんど何もしてないし。


だから警戒心が薄れていた。



「あー、特には何もないよ」



紅葉に報告をしながら、五十嵐くんにはちゃんと断りを言わなきゃ、とこれからの事を考えていた。



***


翌日。


私は朝から緊張していて心臓がドキドキしっぱなし。
< 162 / 225 >

この作品をシェア

pagetop