クールなイケメン総長さまの溺愛には注意です!

「あれ?もう終わったの?」


「うん。とりあえずは」


「へー。お疲れ様。私もあと日誌書いたら終わりだよ」



日誌………といってもほとんど書くことが毎回同じなのであまり時間はかからない。


うん。


今日も5時半頃終わりそうだ。


…………なんだけど。


な、なんか隣から視線を感じる……!



「……………」



な、なにこれ。気まずい……。
五十嵐くん、どうしちゃったんだろう。



「い、五十嵐くん?あの、私の顔になんかついてる?」


「ついてないよ?」


「…………」


じゃあなんで私を見るの??


にっこり笑う五十嵐くんはなんだか………可愛い?


なんか今日は一日中誰かに見られてる気が……。


そんなに私の顔が面白いか!?


それとも遠回しに私のこと、バカにしてる!?


心の中で突っ込みまくりながらも何とか日誌を書き終えた。



「フゥ〜。終わった」


「清水さん、お疲れ様」


「うん。五十嵐くんもお疲れ様」
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