秘密の溺愛ルーム~モテ男子からの奪い合いがとまらない~
***
「それがローズの宿命なのよねえ」
翌日。
今、私の部屋には蘭子さんがいる。
なんだかとんでもないことになりそうだと、久々に蘭子さんに助けを求めたのだ。
「……宿命、とは?」
「エクセレントから狙われるってことよ」
さらっというけど、それ、穏やかな話じゃないよね……?
「んんっ、蘭子さんもそうだったんですか?」
気を取り直して、咳払いして聞き返せば、
「まあねー」
長い髪をサラッとかきあげて、まんざらでもなさそうな顔。
さすが。
琴宮さんが、ローズ像として蘭子さんの名前を上げていたくらい。きっと伝説のローズなんだろう。
「私の旦那、当時のトップなの」
「ええっ!! それって、エクセレント総合1位の人ですか……?」
「そうよ~、ふふっ」