冷めない熱で溶かして、それから。


 勇気を出して再度メッセージを送る。
 すると松野くんは思いのほか食いついてきた。

 いくつかやりとりをして、放課後、松野くんと図書室で会うことになった。


 場所を指定してきたのは松野くんだったけれど、今日は家庭科室じゃなくて図書室なんだ……。

 松野くんも心配だったのか、人がいるかもしれないけれど大丈夫かと聞いてくれた。


 けれどいつまでも周りの目を気にしていたら、堂々と松野くんのとなりに立てない女になってしまう。

 それは嫌だから、勇気を出さないと!って思った私は大丈夫と返事した。

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