極上御曹司に見初められ、溺愛捕獲されました~一途な海運王の華麗なる結婚宣言~
たしかにこのウェディングドレスは一昨日リサさんのドレスショップを訪れた時、試着したドレスのうちの一着だ。このドレスが一番似合っていたという翔一郎さんの一言で決まった。
あの時はまさかこの航海中、本当にウェディングドレスを着ることになるなんて思ってもいなかった。何が役に立つのかわからないものよね。
……もしかしたら、翔一郎さんはこうなることを見越していた、とか?
「まさか考えすぎよね」
「何かおっしゃいました?」
「いえ! なんでもありません」
体力が回復した午後、わたしたちはあるイベントの準備に取りかかった。
今朝突然、翔一郎さんが言い出したそのイベントは――船上結婚式。
本当は乗船前に予約しておかないと船のチャペルは使えないのだけど、翔一郎さんが手を回してなんとかしてくれたらしい。
「鞠香、試着はどうだ? ……もう見てもいいか?」
試着室の外から翔一郎さんの声がした。
わたしが応える前にリサさんが返事をする。
「花婿様はそのままそこでお待ちくださいね。花嫁姿は挙式当日にご確認ください。とてもお綺麗ですよ」
あの時はまさかこの航海中、本当にウェディングドレスを着ることになるなんて思ってもいなかった。何が役に立つのかわからないものよね。
……もしかしたら、翔一郎さんはこうなることを見越していた、とか?
「まさか考えすぎよね」
「何かおっしゃいました?」
「いえ! なんでもありません」
体力が回復した午後、わたしたちはあるイベントの準備に取りかかった。
今朝突然、翔一郎さんが言い出したそのイベントは――船上結婚式。
本当は乗船前に予約しておかないと船のチャペルは使えないのだけど、翔一郎さんが手を回してなんとかしてくれたらしい。
「鞠香、試着はどうだ? ……もう見てもいいか?」
試着室の外から翔一郎さんの声がした。
わたしが応える前にリサさんが返事をする。
「花婿様はそのままそこでお待ちくださいね。花嫁姿は挙式当日にご確認ください。とてもお綺麗ですよ」