極上御曹司に見初められ、溺愛捕獲されました~一途な海運王の華麗なる結婚宣言~
「翔一郎さん、わたしを探してくれてありがとう……。あなたと、もう一度会えてよかった」

 たらればの世界なんて考えてもしかたがないけれど。
 もし翔一郎さんと再会できなかったら。

「お父さんのことも教えてくれて……」

 この氷の刺はきっと一生このままだった。

「わたしを好きでいてくれてありがとう」

 こんな幸せな涙を流すこともなかった。

「好きにならせてくれて、ありがとう」

 翔一郎さんが優しくわたしの頭のなでて、つむじに軽くキスを落とす。

 わたしはこんなにも深い気持ちを知った。
 あなたのそばで生きていきたい。これからずっと。
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