天才パイロットの激情は溢れ出したら止まらない~痺れるくらいに愛を刻んで~
いつもは管制業務中の合間もみんなで和やかに雑談をしているけれど、なんだか恥ずかしくて忙しいふりをする。
「今更そうやって照れなくても。一昨日のプロポーズはみんなが見てたんですから」
「照れてません」
動揺が伝わらないよう私が表情を引き締めていると、横から腕がのびてきた。
管制卓からつながっているヘッドセットのプラグを付け替える。
「蒼井、交代する。上がっていいぞ」
ヘッドセットを装着しながらそう言うのは、北原くんだった。
「あ、北原くん」
「さっさとよけろ」
しっしっと追い払われ仕方なく席を譲る。
なんてタイミングで……と思っていると、まんまと富永さんにつかまった。
私の左手をがっちり掴み、まじまじと指輪を眺める。
「このルビー、すごく綺麗! こんなに赤くて透明感があるなんて、ものすごく高かったんじゃないですか?」
「ええと、その」
「今更そうやって照れなくても。一昨日のプロポーズはみんなが見てたんですから」
「照れてません」
動揺が伝わらないよう私が表情を引き締めていると、横から腕がのびてきた。
管制卓からつながっているヘッドセットのプラグを付け替える。
「蒼井、交代する。上がっていいぞ」
ヘッドセットを装着しながらそう言うのは、北原くんだった。
「あ、北原くん」
「さっさとよけろ」
しっしっと追い払われ仕方なく席を譲る。
なんてタイミングで……と思っていると、まんまと富永さんにつかまった。
私の左手をがっちり掴み、まじまじと指輪を眺める。
「このルビー、すごく綺麗! こんなに赤くて透明感があるなんて、ものすごく高かったんじゃないですか?」
「ええと、その」