貴方が残してくれた幸せと生きていく
 私は、自分の親に話した。
母も看護師であったため、悩んだみたいだったが、私の勢いに押され、承諾してくれた。
「何があっても、私たちは、初音の見方だから、困ったらすぐに頼りなさい。」
「ありがとう。」

そして、翔の両親にも話した。
「初音ちゃん、嬉しいけど、翔はどうなるかわかんないよ。」
「大丈夫です。私、翔を信じてます。だから、お願いします。」
「ホントにいいの?もちろん、私たちは、初音ちゃん大歓迎だよ。でも・・・。」
「お願いします。」
「こちらこそ、ありがとう。お願いします。嫌になったら遠慮なく言って。」
「なりません。」
翔の親にも承諾を得た。
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