Kiss Me Kitty! ~年下猫系男子とゆる甘アパート生活~
「い、いいのか」
「うん。そこに座ってて」
中心の折り畳みテーブルへポンと小さな座布団を置き、うろちょろしていたツカサは言われた通りにそこへ腰を下ろした。
比菜子は電気ケトルでお湯を沸かし、取っ手のついたプラカップに紙コップをはめて紅茶を注ぐ。クッキーの詰め合わせもお皿に出し、テーブルに並べた。
自分も座椅子に座り、紅茶をすする。
「ツカサくんは大学何年生?」
「四年。もう授業もないし、卒業するだけ」
「へ!?」
世間知らずで顔も礼儀も幼いツカサのことを、てっきり一年生かと思っていた比菜子は驚きの声を上げた。
「童顔で悪かったな! これでも二十二だ!」
「う、うん。大丈夫、見える見える」
(見えない!)
プイッとへそを曲げてしまったツカサは紅茶の入ったコップに口をつけるが、猫舌なのかひと口で離し、フーフーと息を吹きかける。