籠の中の鳥は今宵も熱い寵愛を受ける【完結】
「わかりました。来月からですよね」
「そうだ。後で挨拶に行くといい。ちょうど今日からだから既に出社しているはずだ」
「はい、挨拶にはいきます」
自分のフロアに行くとすぐに夏子に報告した。
「うっそ!!秘書?めちゃくちゃいい人事じゃない。でも同じビル内だし昼とか一緒に食べようよ」
「もちろん!でもなぁ、私秘書課に希望なんか一度も出してないのに…」
「そんなもんよ。私なんて人事部だけは嫌ですって言ったらここだからね?」
二人で顔を合わせて笑った。
その後、いくつか来ていた社内メールの返信をしてから時間を確認して席を立った。
異動がわかれば次の異動先の上司に電話等で連絡するのがいつもの流れだが、同じビル内にいるということもあり直接挨拶に行く。
化粧室で軽くメイクを直して髪も整えた。
本社ビルは自社ビルのため、同じ会社の人しかいない。(グループ含め)
カツカツとヒールを鳴らし、緊張を落とすように呼吸を整えながら歩く。
専務の秘書は二人いて私は第二秘書になった。
第二という文字に安心したのは言うまでもない。いきなり第一秘書などと言われたら秘書経験のない私は絶叫しただろう。
静まり返る廊下には私しかいないようだ。ちょうどドアの前で立ち止まると、ノックをした。
すぐにはい、と声が聞こえた。
「そうだ。後で挨拶に行くといい。ちょうど今日からだから既に出社しているはずだ」
「はい、挨拶にはいきます」
自分のフロアに行くとすぐに夏子に報告した。
「うっそ!!秘書?めちゃくちゃいい人事じゃない。でも同じビル内だし昼とか一緒に食べようよ」
「もちろん!でもなぁ、私秘書課に希望なんか一度も出してないのに…」
「そんなもんよ。私なんて人事部だけは嫌ですって言ったらここだからね?」
二人で顔を合わせて笑った。
その後、いくつか来ていた社内メールの返信をしてから時間を確認して席を立った。
異動がわかれば次の異動先の上司に電話等で連絡するのがいつもの流れだが、同じビル内にいるということもあり直接挨拶に行く。
化粧室で軽くメイクを直して髪も整えた。
本社ビルは自社ビルのため、同じ会社の人しかいない。(グループ含め)
カツカツとヒールを鳴らし、緊張を落とすように呼吸を整えながら歩く。
専務の秘書は二人いて私は第二秘書になった。
第二という文字に安心したのは言うまでもない。いきなり第一秘書などと言われたら秘書経験のない私は絶叫しただろう。
静まり返る廊下には私しかいないようだ。ちょうどドアの前で立ち止まると、ノックをした。
すぐにはい、と声が聞こえた。