珈琲と花の香りの君



そんなどうしようもない俺の前に現れたのは、ふんわりしていて穏やかな珠利ちゃんだ。



突然の出逢いは俺に、安らぎと優しさを与えてくれた。



ありのまま。そのままの俺を飾らずに受け入れてくれた。



格好悪くたって、恥ずかしくても『そのまんま』の俺と、いつも一緒に居てくれた。



どんな俺も、珠利ちゃんの前ではさらけ出せた。



きっと今までもこれからも、俺は君以上の人には出逢えないんだ。



君しか、俺は考えられないんだ。
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