リスキーな恋
 ノックが聞こえた。
「はい?」
塁が入ってきた。
「どうした?風邪。」
「そうみたい。でも、大丈夫。いってらっしゃい。」
「うん。行ってくるね。」
塁が、家を出て行った。

 塁の顔みたら泣けてきた。
 泣いてるうちに、また、寝ており、1時間ぐらい経っていた。
 家の玄関が開く音がした。
「誰?」
「階段を昇ってくるのがわかった。」
恐くて、寝たふりをした。

 部屋に入ってきた。
「寝てるんだ。」
塁の声だった。

『あれ?学校いったんじゃ。』
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