京都若旦那の初恋事情〜四年ですっかり拗らせてしまったようです〜

 恥ずかしいを言い訳にするのは、何だか狡い気もする。朔埜が伝えてくれた気持ちに、史織もきちんと答えたかった。
 どきどきと高鳴る胸を押さえながら、えいと首筋にキスをした。

「……っ?!」
「さ、朔埜さんが首にキスしたから。お返しです」

 そのままちゅちゅと首に同じだけキスをして、ほっと朔埜を見上げる。
「どうですか?」

 やりきった感満載である。 
 ただ朔埜の方は珍しく真っ赤になって……ふるふると震えているのは、どうした事か。
「え、と。あの……間違えましたか?」
 驚きの声を上げれるのと、ぱたんと畳に背中がつくのとはほぼ同時だった。

「煽ったのは、お前やぞ」
「え……」

 あ

 と、戸惑っている間に。

 結局──

 五月まで待てなかった。

【おわり】

 〜そして入籍へ〜 

 朔埜は三芳と水葉に叱られました。

 最後までお付き合い頂きありがとうございます♪
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