今日も一緒に帰ろう
私は荷物を持って玄関に向かった。

ここで鍵を開けて、いろいろ荒れ放題であろう家に帰るつもりだった。


なのに、靴を履く前の玄関の前で、座り込んでしまった。

空気も床も冷たくて、立ち上がろうとするけど足に力が入らない。


怖い、どうしよう。


都合のいい私の心は、そう辛く叫んだ。

これだけ迷惑をかけたのに、まだ鵜飼くんに迷惑をかけるつもりなのか。

それだけは避けたい。



なぜか出てくる涙を堪えながら、湧き上がってくる思いを全部無視して。

でも逆らうことはできないのか、立ち上がった足はすぐに崩れ落ちてしまう。


弱いなぁ、私。
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