御曹司社長はイケメンで甘すぎです。


会社へと戻り、席に着いた私は、何も考えないように、淡々と仕事を始めた。

しかし、どうしても、さっき見た颯真さんと女性が頭に浮かんでしまう。


私はフルフルと頭を振って、仕事に集中する。



暫くすると、私の携帯に誰からかメッセージが入って来た。
メッセージは…颯真さんだ。


なぜか、見るのが恐い。
恐るおそるメッセージを開くと…。



『悪いが仕事が忙しくなりそうだ。しばらく会えないが、また連絡する。』


そのメッセージに、なぜか心臓がチクッと痛む。

どうしても、考えたくない事が、頭を過る。


…あの女性と一緒なのだろうか…


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