甘いキスをわたしに堕として。
肝心のそれが気になる。



「俺、バイトの空き時間で行けなかったから兄貴に電話したんだわ。だから誰が行ったかはしらねぇけど…あの人じゃねーのかな」



あの人ってやっぱり、、朱里だよね。


心の底ではそんな感じだと思ってた。



「わかった、ありがとう。じゃあねっ」


「あ、ちょい!待っ_」


ゆーくんの言葉を聞かずに通話を切る。



……どうしよう。
やっぱり見間違いなんかじゃないのかも。



本当に朱里が来たとしたらそりゃ嬉しいけど_夢のなかでの出来事があまりにもリアルすぎたんだよね。
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