甘いキスをわたしに堕として。
髪の毛を引っ張って引きずられているものだから、すっっごく痛い。



「藍!!そこで待ってろ、ぜってぇ助けにいくから!」



そう叫ぶ朱里に何度も頷く。



バタっと身体を地面に投げつけられる。


…っ痛!

私を冷たい目で見下ろしてくる。



「お前さえ…お前さえいなければ!」


荒れ狂う祖父。


……いや、もうこんな人が祖父だなんて思いたくない。



大切なお兄ちゃんを、そして朱里まで殺そうとしたんだから!



紅蓮のみんなは必死で組の闘いに加勢している。
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