雪のように真っ白な心を情熱の赤に染めて~強引なイケメン過ぎる御曹司は甘くて熱い愛を注ぐ~
『えと、じゃあ、新鮮野菜とベーコン&アボカドのサラダと海老のビスクで』


『僕は…アメリカンバーガーのセット。ホットのミルクティーで』


『私はエッグバーカーとクラムチャウダー』


次々と注文してるのは、私が一緒に住んでるルームシェアの仲間達。


マンションから近いから、たまに3人で食べにくる。


『もう少ししたら終わるから待ってて』


『OK、ゆっくりしてるから~』


レジで友達と小声で会話。


今日は比較的空いてて、仕事も問題なく進んでる。


早くみんなと話したいって思いながら、残り30分頑張った。


『ごめん。お待たせ』


『夢芽、お疲れ~』


2階の1番奥にいたみんなのところに向かい、私はフィシュバーガーのサラダセットをテーブルに置いた。


『もうお腹ペコペコだよ。いただきます』


大きく1口、ハンバーガーにかぶりつく。
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