不運なことが幸運を生んだ
「今日は、ありがとう。」
「こちらこそ。」
「当分、忙しいけど、また、誘ってもいい?」
「うん。ぜひ。」
「じゃあ、また。」
佐伯くんは帰って行った。

自宅アパートで、調べてみた。
『あの、イケメンがcrisisのベースかぁ。
すごい、偶然じゃん。ラッキー!バンドのことよく知らないけど。
YUTAだって。年齢非公表だって。』
また、キュンとした。

あやめを誘った。
「マジで?行くし。」
「じゃあ、よろしく。」
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